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出会い系でセフレ探ししてたら元カノが登録してたw

恋愛ってのはどうしてこうも難しいんだろうと思う。きっとみんな知っていることだし、言葉にすると安いメロドラマみたいになってしまうけれど、それを承知で言うならば、恋愛は、「夢中」になってしまった人が常に損をする理不尽なものである。

たとえば、メールや電話にしても、デートの頻度や内容にしても、ある人のとりこになってしまった人は、いつも相手に気を遣って、嫌われないように、好きでいてもらえるように努力しなければいけない。

でも、その恋人のことを、とても魅力的な人間だと信じているのに対し、自分は大したことないと、対等でない関係性からそう思い込んでしまっているため、自分の好きな人が、他の男と親しげに話しているのを見たり、長時間連絡がつかなかったりするだけで不安になる。浮気されてるんじゃないか、遊ばれているんじゃないか。そのくせ、嫌われたくないから、文句を言えない。我慢する以外に選択肢はない。

それでいて、どれだけ努力をしても、その恋が報われないことは多くある。俺がその一例。大好きだった彼女、色々と手を尽くして気持ちを繋ぎとめようとした彼女。高価なプレゼントを贈ったり、食事代は全部払ったり、何か求められれば素直に応じ、付き合いを続けていられるように努力はしたが、別れは実にあっさりしたものだった。

「好きかどうかわからなくなった」

それが彼女――Sが俺と別れることを決めた理由。金をかけても、時間をかけても、相手の言いなりになったとしても、それが気持ちを繋ぎとめるに役立っているとは限らない。

別れを切り出されたとき、俺はまったく、意味がわからなかった。ただ腹立たしかった。こんなにも努力をしてきたのに、好きかわからないって、どういうことだ。でも怒ることはできない。それで彼女を怒鳴りつけるのは筋違いだし、なんだかんだまだ好きだし、ここで怒ったら、復縁の可能性はなくなってしまう。

「俺はまだ好きだけど、絶対に、もう、別れるしかない?」

彼女はすこし迷っているようではあったが、結局その問いに頷いた。

「ごめんね。でも、○○くんのほうにも、ちょっとは、原因あると思うんだ」
「俺のせいなの?」
「ちょっと、優しすぎるというか」
「へぇ。俺が悪いんだ」
面倒くさくなったのか、Sはためらうこともなく「うん」と言った。「次の子とは、うまくいくといいね」

同じ大学の、同じ学科。これからも毎日のように顔を合わさなければならない。俺は中退することを本気で考えたけれど、あんな女のために就職やその他色々なことを諦めるのはもったいない。だから学校にも行ったし、Sともなるべく普通に接するようにした。互いに嫌いあって、いがみあうよりも、そのほうが遥かに過ごしやすいと判断したのであった。

それから、一ヶ月も経たないうちに、Sには新しい彼氏ができた。大学構内で腕を組んで歩いているのを目撃した。女友達にそれとなく訊いてみると、やはり付き合っているらしい。その子によれば、実は、俺と付き合っている最中からSは、その男と親しくしていて、二人で酒を飲んで、お泊りをしたことまであるそうだ。

体の最深の部分から、猛烈な怒りが噴き上がってくるのを感じたが、男を殴るわけにもいかないし、お前浮気してたのかなんて叱っても、Sにはちっとも響かないだろう。他の男と親しくしていたってことは、たぶん俺の考えるよりもずっと以前から、Sは俺への愛情を失っていたのだ。もしかすると、そんんなもの初めからなかったのかもしれない。

「ありがとう」と言って、俺はその友人ちゃんと別れた。家に帰って色々と考えたが、やっぱり、新しい恋人を見つけるなり、セフレを作るなりしたほうが立ち直りは早そうだ。今は出会いなんてネットでいくらでも探せる。面倒だし、金がかかるのは嫌だったけれど、出会い系サイトを使うのに必要な額は、Sの気持ちを繋ぎとめようとするよりもずっと安い。

俺は出会い系サイトに登録して、とりあえず3000円ぶんのポイントを買った。セフレでいいやと思って探しはじめたのだけれど、ざっと掲示板を見た感じ、援交目当てが多くて、セフレにできそうな女なんていない。それでがっかりして、サイトに登録した当日に、俺はそこを使うのをやめてしまった。

二週間くらいして、やっぱり買ったポイントぶんくらいは使わないともったいないと思い直し、この際援交でもいいかと思っていい女を探していると、掲示板に書き込みをしている女の中に、見覚えのある名前があった。

S。別人だろうと思ったが、漢字はあいつと同じだし、住んでいる地域も一致していて、そのうえ大学生とある。写真はないが、プロフィールを見る限りは、同一人物でもおかしくない。

その出会い系サイトのSは、ホテル代別で二万円ほしいと言っていた。何時間か前の書き込みだが、まだ相手が見つかっていなければ、返信があるかもしれない。俺は自分のプロフィールを、いかにも俺とは無関係そうな人間のそれに設定してから、Sにメールを送った。

向こうは金目当てだから、金をやると言えば返事をくれるだろう。そう踏んでいたとおり、Sからの返信はすぐにあった。一応、困ったときのためにとメールアドレスを聞いておく。それは紛れもなく、元カノSのメールアドレスだった。

Sよ、お前には彼氏がいるのではなかったか?

これをネタに性奴隷にしてやろうかとも思ったが、彼女への恨みというのは、要するに俺が与えたぶんのものを俺にも与えよという身勝手な請求だから、それを理由にひどいことをするのは、人間として間違っている。だからしない。でも、彼氏のほうはどうだろう。自分の恋人が裏で援助交際をしている。最悪な事実だ。

それを知るのが遅ければ遅いほど、彼女を深く愛すれば愛するほど、ショックは大きくなるだろう。私怨を晴らすためではない、と言うと嘘になる。でも援交ってのは他の男とセックスをしているわけで、浮気には違いないのだから、このままじゃ彼氏くんが可哀想だと思ったのも事実だ。それに、俺だって、俺と付き合っている最中に援交してたと知って、まったく怒らないわけではない。

俺はSに、パソコンのメールアドレスを教えた。今は、中古ケータイを買うなどして、キャリアと契約せずにスマホを使っている人も多い。格安SIMを販売している会社はいくつもある。そういう場合、その携帯電話には固有のメールアドレスが与えられないから、ネット上のフリーアドレスを取得するなどして、自分で新たにアドレスを設定しなければならない。

これはSにも話したことがあった。だから俺がパソコンのメールアドレスを教えても、別段意義を唱えることはなかった。それから、約束をとりつけて、会うのは明日の午後五時と決まった。

その水面下で、俺は彼氏くんの連絡先を入手し、こっそりと、明日の午後五時にSが男と会う約束をしているとメールした。これも、新たに取得したフリーアドレスで行った。「誰だ?」と返信があったが、「何も言わずに、明日五時に、○○へ行ってみろ」とメールした。それっきり、返事はなかった。

もしかすると、そのことでSと口論を始めたのかもしれない。それだと彼氏くんはSに言い包められてしまいそうだが、こちらには、出会い系でのSとのやりとりが保存してある。パソコンにバックアップをとってあるから、たとえスマホをなくしても問題はない。いざとなれば援護射撃をしてやろう。

それから俺は酒を飲んで寝た。さて、どうなるか。
これほどうきうきしたのは、いつぶりのことだろう。

翌日、日も暮れかけたところで、俺は家を出た。待ち合わせ場所は、最寄から三駅。駅前の喫煙所で待ち合わせていた。それはSの最寄り駅ではなかったが、自分の家の近くにしないのは、一応警戒してのことなのかもしれない。

駅を出ると、俺は遠目に喫煙所を眺めた。十分か、二十分そこらで、Sが来た。コートを着込んでいる。スマホをいじりはじめた。俺のアドレスにメールが届く。

「着いたよ。喫煙所でいいんだよね」
「うん、もうちょっと待ってて」と俺。

彼氏くんはまだかな、と顔をあげたところで、駅の北口のところから、目を細めて喫煙所を睨んでいる彼氏くん発見。Sはスマホいじってて気づいていない。

俺は最初、男との待ち合わせ場所に彼氏がやってきて、Sが泣いて謝るのを見、そこに颯爽と登場して出会い系の履歴を暴露しようと思っていたのだけれど、彼氏くんは動かない。どうやら、男が現れるまで待つつもりらしい。計算外ではあったが、それはそれで面白いかもしれない。

俺は自前のマスクをつけると、Sのほうに歩いていった。よっ、と手を挙げる。Sは、俺の服装で俺が誰だかわかったろう。すこし戸惑いつつも、軽く手を挙げる。その瞬間、ドタドタと足音が近づいてきた。胸倉を掴まれる。「彼氏くん?」とSがつぶやく。

「何やってんのお前なぁお前おい」と彼氏くんはマジギレ、俺を睨みつけてくる。殴られそうで怖かった。でも勇気を振り絞って言う。

「これってさ、そこにいる子だよね」出会い系の画面を見せる。「こいつ援交してるよ」
「はぁ?」

彼氏くん、手を放す。「ちょっと!」とSが割り込んでくるが、俺はそれを押しのけて、彼氏くんにスマホを見せる。丁寧にスクロールまでやってあげる。出会い系に登録するSのプロフィール、俺とのやりとりを順繰りに見せる。Sが泣きながらやめてよとすがってくるが無視する。

俺はこのときのためにSと色々な会話をしていた。何人くらい経験があるのかとか、前に「援」したのはいつだとか。その前に男とヤッた時期っていうのが、完全に、今の彼氏くんとの交際時期に被っている。

「本当に、Sなのかよこれ」
「ほれ」と俺は出会い系での最後のメールを見せる。そこにはばっちりと、はっきりと、Sのメールアドレスが記されている。

慌てて自分の携帯電話を取り出した彼は、自分のに登録されているのと、出会い系のとを見比べて、それが一致していることを確認する。その作業を終えると、彼氏くんは静かにガラケーをしまって、Sに向き直る。Sはすすり泣きながら、彼氏くんの服をぐいぐいと意味もなく引っ張っている。

「クソビッチじゃん、お前」と彼氏くんは言う。「最低だな。お前みたいのと付き合った自分が恥ずかしいわ。死んでくれマジで。二度と顔見せんな」

辛らつだなぁ、とか思っていると、彼氏くんは俺を向いて、けっこう強めに肩を殴ると、駅のほうへと消えていった。Sはその場にへたりこんで、ぐずぐずと泣いている。ここで気づいたが、周囲にちょっとした人だかりができている。が、ここまできて、そんなことを気にするわけもない。

「本気で好きだったのに」とSが言ったところで、俺は言う。
「俺もお前のこと本気で好きだったよ」
「はぁ?」と歯を食いしばって俺を睨むS。「こんなことして、よくも――」
「でもさ、俺振られたんだよな。俺が悪いんだって。俺に原因があるんだって」
無言のS。
「だから、あれじゃね、お前振られたのもお前に原因あるんじゃね、ぜんぶお前が悪いんじゃね」

そして俺はSの前にしゃがみこんで、ぶん殴りたいという気持ちを押えつけて、にっこりと笑ってみせる。

「優しすぎて悪かったな、援交馬鹿女」

わっと泣き出すS。俺はすくっと立って、恥ずかしいのをごまかすのにスマホいじりながら駅へと向かう。誰かが「おい、ひどいだろ」と叫んだが、お前に何がわかる、善人ぶってんじゃねぇよ。それともあれか、そこの女に取り入ってチンコしゃぶってもらいたいのか。それならまあまあ、納得できる。

そういったわけで、彼氏くんの目を覚ますという大義名分のもとに行われた俺の復讐劇は幕を閉じた。Sはほどなく学校を辞めた。そこでちょっと後悔して、反省して、謝りに行こうとか、もう一度やり直すことになるとか、ドラマや小説だったらそういう展開もありだけど、俺は生身の人間だから、へぇ学校辞めるんださようなら、ていうかもう顔合わさなくて済むのかマジ嬉しい、としか思わない。

どんな人間だろうと、それが元恋人であろうと、自分を傷つける存在はすべて悪なのだ。自分に害をなすか、あるいは不必要と判断すれば、相手の気持ちなんか一切考慮することもなく、遠慮することもなく切り捨てる。それが人間。

個人個人の、善悪の判断基準に照らして、善によれば良い人、そうでなければ悪い人、つまり嫌いな人となるわけだけど、それで行くと、Sは俺にとって悪者でしかない。

さようなら、S。
せいぜい惨めな人生を送るといい。